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【170号】2学年ホームルームで修学旅行の準備

校⻑だより

【校長だより 170号】

10月19日(水)、曇っていた小樽の空は、午後になってほんの少し青空が顔を出しました。最高気温12℃、肌寒い日が増えてきました。体調を崩さないようご注意ください。

小樽明峰高校の2年生は、11月2日から3泊4日の沖縄修学旅行へ出かけます。現在、2年学年会ではその準備に大忙しです。

本校が沖縄を旅行地に選んだ理由は、生徒たちが、北海道から遠く離れた沖縄の異文化や歴史、風土、言葉や食べ物に触れることで、社会的視野を広げ、豊かなものの見方、考え方、そして平和を願う想いや家族・友人を大切にする心が育つことを願っているためです。

昨年は私も旅行団の団長として沖縄へ同行しました。同じ日本でも北海道にはない気候、環境、歴史に身を置くことで、好奇心が掻き立てられました。自分の知らない世界を学ぶことで向上心が湧いてきて、色々な物事を吸収したくなりました。さらに、生徒たちも集団行動することで、相手を気遣ったり、協調性が芽生え、少し大人へと成長します。

今月に入り2年生は、修学旅行実行委員会を設立し、沖縄の見どころや歴史を調べて、しおり作成やバスレク・夜の集いなどの企画・準備を始めました。

2年生「世界史」の授業では、沖縄戦につながる太平洋戦争の特攻の様子などが授業で取り上げられ、「古文」では、沖縄の方言や民謡、地名などが紹介されています。

今日の5時間目、2年生は各クラスのホームルームの時間に、沖縄国際通りとアメリカンビレッジでの班行動について各班で話し合いをしました。

準備をすればするほど、どんな修学旅行になるか、2年生がどんな発見をし、成長していくか楽しみでもあります。コロナ禍ではありますが、気を配りながら、生徒たちが一生思い出に残る充実した旅行になるよう準備していきたいです。

修学旅行を控えた2年生のみなさん、くれぐれも健康には気をつけて、健康第一で毎日を大切に過ごし、楽しみながら旅行の準備をすすめましょう!

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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