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【178号】数学Ⅰ(1年生)の授業

校⻑だより

【校長だより 178号】

10月27日(木)、今朝の小樽の天気は快晴。6時の気温は4℃でしたが、徐々に曇り空になり、身が引き締まる寒さになりました。長時間寒さを我慢すると筋肉疲労を起こしそうな毎日が続きます。お互いに健康第一でまいりましょう。

10月も残すところあと数日、今日は小樽明峰高校の1学年の【 数学Ⅰ 】の授業の様子をご紹介します。担当は髙橋政人先生です。

1年生の数学の授業では、数学が苦手な生徒もたくさんいるため、中学校でつまずいた基礎を振り返り、復習問題に取り組みながら、高校レベルの学習へ引き上げていきます。

今日取り組んだ内容は、「 多項式の計算 」や「 面積表を利用した整式の展開 」についてでした。

累乗の計算では、指数法則の基礎を確認しながらみんなで解いていくと、思いのほか解けるようになりました。展開の計算を解く時には、面積表という図を使って解くと解きやすいことがわかりました。さらに、式の成り立ちや意味もわかって、なかなかおもしろい授業でした。

数学の授業は、得意な生徒と苦手な生徒の学力差が大きく、一斉授業の場合、教えるのが難しい教科でもあります。それでも、問題を解く時に、なぜこんな式になるのかを理解することで、数学との向き合い方が変わります。

髙橋先生は、どんな点に気を配って授業を展開しているか聞いてみました。

●授業を受けるすべての生徒が数学の基本問題を1人で解くことができるよう、プリントを作ったり、発問を工夫しています。

さらに、なぜ数学を勉強するのか聞いてみました。

●数学の数式は世界共通で、問題の答えは大昔から現在、未来と永久に変わりません。その数学の問題を1人で解いた時の達成感は、他の教科では味わえない楽しさがあるからです。

誰でも得意なこと、苦手なことはあります。苦手な教科こそ、自分がそれとどう向き合うかが問われ、それは自分の生き方と関係します。授業での発見が、新しい自分の才能を開花させてくれるかもしれません。自分を磨くために、一日一日の授業を一緒に頑張りましょう。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

 

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