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【199号】社会体験学習は人とのふれあい

校⻑だより

【校長だより 199号】

11月25日(金)、今朝の小樽は澄んだ青空の広がる良い天気です。日中の気温は10℃に届かず、身の引き締まる寒い一日でした。

今日の午後、小樽明峰高校1年生は、【 社会体験学習 】の体験実習をおこないました。本校の社会体験学習は今年で28年目になります。生徒たちは体験可能な様々な職種から、自分の希望する体験先で実習をしています。

今日は、実習先をふたつご紹介します。

ひとつは小樽運河近くの堺町通りにある昆布専門店【 利尻屋みのや 】さんです。

社長の簔谷さんは、小樽では知られたアイドルで、最近ではゾンビに扮したイベントをおこないました。実習生の渡邊さん(1年5組)は、その様子をテレビで見ていたそうです。

観光客の多い小樽の堺町通りで実習する渡邊さんは、利尻屋みのやの店内で、お客様に昆布のお茶を出す仕事を任されていました。飲み終わったお茶碗は、渡邊さんが片付けて洗います。丁寧にやり過ぎず、素早く的確に作業することを学んでいました。

もうひとつの実習先を紹介します。本校と小樽駅の中間にある【 ロース幼稚園 】です。伊藤君(1年1組)と石原さん(1年4組)が子どもたちと楽しそうに遊んでいました。

折り紙で鶴を折ったり、カエルを作ると子どもたちは楽しそうに見てくれます。抱っこすると喜ぶ人懐っこい園児たちに囲まれ、その可愛さに癒されます。と同時に、遊ぶということは思ったより体力が必要だということがわかってきました。

週一回の社会体験学習は、実習する度に新しい発見があります。そこで関わる大人の働く姿を通して、人と人が関わるとはどういうことか、大切なことが身をもってわかってくるのではないでしょうか。

コロナ感染が収まらない状況は続きますが、生徒を見守ってくださる実習先の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。今後も、人と関わる体験の中で成長する生徒たちを見守っていきたいです。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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