お知らせ

普段の明峰高校の日常風景、クラブ活動の様子、入試に関することなど、リアルタイムな「明峰の今」をご覧ください。

前期終業式を終えて

校⻑だより

9月28日(火)、小樽明峰高校はこの日、前期終業式を迎えました。緊急事態宣言が発令されてから、授業時間や部活動の時間、学校行事が制限され、学校生活そのものが窮屈で、モチベーションをあげることが難しいこともたくさんあったように思いますが、今年度も半分が終了し、後期から緊急事態の解除された生活が始まります。

今日は、校長室から各教室の生徒へ終業式の挨拶を発信しました。私の顔が各教室のモニターに映し出され前期を締めくくりました。校長の挨拶を以下に紹介いたします。

おはようございます。

定期試験を終え今日で前期が終了します。全校生のみなさん、この半年間、ご苦労様でした。

1年生にとってこの半年は、長かったですか、それともアッという間だったでしょうか。思い描いた高校生活に近づくことは出来たでしょうか。2年生は、高校生活のちょうど折り返し地点に来ました。悔いなく学校生活を送ってきたでしょうか。そして3年生、進路活動真っただ中です。入社試験や受験の準備で毎日を大切に過ごしていることでしょう。

北海道の緊急事態宣言があさって30日をもって解除される見通しです。正式に決まれば、10月からは、感染予防に取り組みながらではありますが、平常授業。部活動も、学校行事もできるようになっていくでしょう。

コロナウイルス感染拡大の可能性があるため、まだ、マスク着用、手指消毒、黙食、三密を避けるなどの生活は続きますが、少しは閉塞感を拭える生活に一歩、近づけるのではないかと思っています。

この半年間、行事や宿泊研修が中止、縮小されて残念な思いをされた人もたくさんいたと思います。3年生は高校生活最後のルスツ・洞爺湖宿泊研修が中止になりました。かけがえのない高校生活がコロナによって制限され、本当に辛い思いをさせました。

それでも7月の学校祭に、例年とは違った「動画・垂れ幕づくり」という新しいクラスの取り組みを生み出しみんなで取り組めたことは画期的で素晴らしかったと思います。

後期には、強歩遠足、1年生研修旅行、2年生修学旅行、冬季体育大会、予餞会、卒業式などの行事があります。ひとつひとつの行事にそれぞれの思いを込めて実施されることを期待しています。行事の取り組みや日常生活を通して、みなさんの人と関わる力、自分の可能性を発揮する機会が増えていくことを願って止みません。

さて、10月から6時間授業が再開します。モチベーションを下げることなく、気持ちを一新して色々なことに挑戦する後期にしてください。特に3年生の進路活動を心から応援しています。

10月から、みんなで頑張りましょう。

以上で終わります。

10月1日から後期が始まります。生徒同士が、授業や行事を通してお互いに関わる機会も増えていくでしょう。また、オープンスクールや学校説明会で中学生と関わる機会も増えていくでしょう。そんな新しい出来事に期待を寄せながら、後期も頑張っていきたいと思います。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

pagetop