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困っている人を支える存在に

校⻑だより

5月19~21日、倶知安総合体育館で北海道高等学校バスケットボール選手権大会小樽地区予選会が開催されました。出場した小樽明峰高校女子バスケットボール部の部長明田美玖(あけた-みく)さん、副部長の畠山響羽(はたけやま-おとは)さん(ともに3年生)に、引退してからの今の心境を聞いてみました。

今回の大会の感想は?

明田さん「新型コロナの影響で2週間の練習停止があって、試合前の3日間で仕上げました。ひたすら悔しかったです!」

畠山さん「悔しかった!少ない時間と制限された練習の中で、みんな頑張ってくれて良かったけど、3年間の集大成としては心残りです。もっと練習したかった。」

部活の部長、副部長を経験してどうでしたか?

明田さん「部員は年齢も考え方も違うので、メンバーをまとめるのは難しかったです。部員たちの意志の強さをひとつにまとめるのが大変でした。」

畠山さん「部長を支えることが大事で、個性豊かなメンバーをひとつにまとめるのは大変。でも、やりがいはありました。」

明田さん「副部長は、部長とチームを支えてくれました。やりがいはバチバチありましたよ。」

部活動を通して学んだことはなんですか?

明田さん「キツイこと、楽しいことを全員でやり遂げることが大事でした。一人一人の心がすれ違うと練習が成り立たなかったので、ちゃんとやり切れたと思います。個人の頑張りはもちろん、仲間を支えることが大事だということを学びました。これからは、周りの人を助けられる存在になれると思います。」

畠山さん「進学した後も、困っている人を支えて、相談できる人になれると思います。」

引退後の高校生活はどのように過ごしますか?

明田さん「部活ばかりやってきたので、クラスメイト、友達との関係を楽しみたいです。」

畠山さん「部活優先で友達と遊ぶことがなかったので、保育士に向けた進学の勉強に力を入れつつ、友達や家族との時間を大切にしたいです。」

最後に、後輩へ伝えたいことはありますか?

明田さん「女バスも男バスも、色々な壁にぶつかっても諦めずにがんばれ!頑張った分だけ、頑張って良かったと思えるので。」

畠山さん「何があっても、みんなで支えあってやり遂げてほしい!」

明田さん「本当につらい時は、無理せず休んで頑張ってほしい!」

明るくてたくましい明田さんと畠山さんでした。チームをまとめてきた経験がふたりの強みになっています。部活動を通して培った力は、これからたくさんの人の心や体を支えていくでしょう。これからふたりが、どんな一歩を踏み出すのか楽しみです。残りの高校生活を精一杯楽しんで充実させてください。応援しています。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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