８月１９日（木）今日から学校が始まりました。コロナ感染防止のため生徒は、夏休み明けの始業集会の話を各教室で放送を通して聞きました。校長の挨拶は次の通りです。

「全校生のみなさん、おはようございます。いよいよ今日から夏休みが明けます。みなさん、心と身体のリフレッシュはできたでしょうか。そして、実力試験の勉強は計画通りに取り組めましたか。体調は万全ですか。みなさんの中には、夏休み中に、生活習慣を維持して健康管理をしてきた人や、体調を崩した人、そして夜更かしをして朝起きが辛かった人もいるかもしれません。

今日から学校が再開しました。新しい一歩を踏み出す気持ちをもって、学校生活に励んでほしいと思います。

この夏休みに、宿題や部活動、アルバイトに励んできた人もいました。特に３年生は、登校学習を通して、就職や進学に向けた準備に力を入れる人がたくさんいましたね。３年生のみなさん、休み明けは、卒業後の進路を決める大事な時期に入ります。改めて心のスイッチを入れ直して頑張ってください。期待しています。

さて、夏休みの間、一番心配だったこと。それは、みなさんも思っている通り、新型コロナウイルスの感染拡大です。日本で開催されたオリンピックを境に、デルタ株と呼ばれるウイルスが各地で急増しています。ご存じのように、札幌市を含む石狩管内全域と小樽市、さらに旭川市が、「まん延防止等重点措置」の対象地域になりました。９月１２日までの間、残念ながら今後も生活上の制限が続きます。今日からの学校生活、お互いの健康を第一に感染対策に取り組んでいきましょう。

夏休みの前日、私から、みなさんにお話したことを覚えているでしょうか。覚えていたら、さすがです。みなさんが、宿題や部活動・進路活動など目の前の課題に取り組むことは、言い換えると、自分の人生をどう生きるかということと同じ意味だよという話をしました。大切なことなので夏休みが明けた今日、改めて伝えます。今の自分が抱える課題をどう乗り越えるか、どんな一歩を踏み出すか、自分でちゃんと考えて行動してください。そのために、自分で目的を定めて、計画的に取り組むことを意識してください。そんなみなさんを明峰高校の先生方はサポートしていきますよ。

最後に・・・まだまだ世界中は、コロナの影響を受ける生活が続きそうです。でも、いつかマスクを外して、普通の生活に戻れる日が来ます。それまでは、お互いに目標を見失わず、クラスのみんなで励ましあって、学校生活を一緒に頑張りましょう。

以上で、終わります。」

このあと、各担当から、コロナ感染予防についての話、単位認定についての話が続きました。生徒は放送終了後、夏休みに学習した成果を発揮するために実力試験を受けて下校しました。その後、感染対策をして部活動を始めた生徒もいました。生徒の元気な笑顔を久々に見ることができて、私も元気をもらい嬉しくなりました。

明日から通常授業が始まります。頑張りましょう！

小樽明峰高校　校長　石澤　隆一