５月２６日午後、小樽明峰高校の玄関ロビーに教室用の新しい机と椅子が１５８組届きました。

今までは入学生の授業教室に比較的新品の机と椅子を入れていましたが、この日は、２．３年生の学習環境を整えるために、何十年かぶりに新品を購入しました。放課後、手の空いている教職員十数名で協力して搬入作業をしました。

新品の机・椅子の到着前に、体育系の部活動の生徒たちが協力して地下にある古い机・椅子を外へ運び出し、処分してくれました。今まで２．３年生が使用していた机・椅子は、地下空間まで運んで保管します。古い机は今後、学校祭など行事の際に、特設ステージとして利用されます。

５月２７日の授業終了後に、３年生全員と体育系の部員が階段を上り下りしながら運搬に入り、教室に新しい机と椅子が並びました。２８日には、２年生全員と体育系の部員で新品と交換しました。

早速、３年生の教室で授業をしました。新しい椅子に座って「中学校の時と一緒です」と言う生徒もいました。教室が明るくなったような気がしたのは、私だけでしょうか。学習環境が変わると、そこで学ぶ人たちの気持ちも変わるのではないかと感じました。新しい机と椅子が、コロナ禍の生徒たちの心を癒し、学校生活のモチベーションアップにつながってほしいと願っています。

運搬作業に関わったすべての関係者のみなさん、野球部、バスケットボール部、バドミントン部の部員と顧問の先生方、そして２、３学年の生徒のみなさん、担任の先生をはじめ学年の先生方、運搬作業ご苦労様でした。ありがとうございました。

２．３年生のみなさん、来年３月までの間、毎日使う机と椅子です。どうか大切に使ってください。そして後輩のみなさんも今後、大切に利用してほしいです。

小樽明峰高校　校長　石澤　隆一