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緊急事態が明けて 「社会体験学習」再スタート

校⻑だより

10月15日(金)、今日の小樽の天気は薄曇りで、少し肌寒いです。校舎から見える天狗山も紅葉が目立ってきました。日に日に冬が近づいているのがわかります。

本日、小樽明峰高校の1年生は、午後の「社会体験学習」の授業で、初めて体験先を訪問しました。

保育所や幼稚園、グループホームなどの介護施設は、感染防止の観点からまだ体験実習はできませんが、それ以外の実習は可能となりました。実習は今日を含めて6回おこないます。コロナの影響で実習回数が例年の半分以下になってしまいましたが、いよいよ今年初の社会体験がスタートしました。

社会体験学習を担当する教員は7名。担当教員は、小樽を中心とした企業・施設で1年生たちが「働くこと、働く大人から学ぶこと」を体験する学習について、年間を通して準備に当たります。生徒にとって第2の担任のような役割で生徒をサポートします。

1年生は、前年度の体験実習の様子を動画やスライド、先輩の体験談などを見聞きして学習イメージを膨らませます。担当教員は、生徒たちに体験先の希望調査をして、面接をして生徒たちにあった体験先を決めていきます。この面接も、将来就職する時の面接試験の練習として体験していきます。

緊急事態で体験実習のできない期間は、可能な限り地域で働く方々を教室に招いてお話をしていただきました。以前ご紹介した「地域の魅力発見講演会」です。

こうした学習を重ねてついに今日、生徒たちは初実習に挑むのです。

今日は、感染防止のためにどうしても体験先に行くことのできない生徒たちの学習を紹介いたします。名付けて「地域の職業探究」と言います。

「地域の職業探究」で生徒は、ひとつの教室に集合して動画を観ます。今日は、介護実習を希望する生徒が多いので「ケアマネージャー」について学びました。ケアマネージャーとは「どんな仕事か」「実際の仕事の様子を動画で観る」「仕事とどう向き合っているか」について学習を深めました。

来週の社会体験学習は、どんな発見があるのか。何が学べるのか楽しみですね。

さて明日10月16日(土)は、小樽明峰高校の「オープンスクール」です。どんな中学生、保護者に出会えるか楽しみにしております。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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