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1年生、社会体験学習で面接に挑戦

校⻑だより

5月28日(金)、小樽明峰高校1学年が、社会体験学習の面接(1回目)に挑戦しました。

今年度の社会体験学習は、夏休み明けの8月~12月の5か月間で8回の実習体験を予定しています。生徒は、先生や友達、家族と相談するなどして、自分の希望する実習先をよく考えて選び、決定した実習先に連続して行きます。

生徒たちは、希望する実習先に行くために、志望動機を考えるなど各教室で面接に向けた準備をします。面接の結果で実習先が決まるため、「面接のためのマニュアル」という資料を参考に真剣に取り組みました。

まずは、面接に向けて、次のような質問について自分の答えを整理します。

「あなたのクラス、名前を教えてください。」(はきはきと自信をもって伝えよう)

「あなたが今住んでいる所はどこですか?」

「なぜこの体験先を希望しましたか? 具体的に話してください。」

「一人でも実習に行けますか?」

「あなたの長所、短所は何ですか?」

「挨拶はきちんとできますか?」

「何か質問はありませんか?」

「最後にあなたの自己アピールをしてください。」

そして、希望する実習の担当教員と面接をしました。体育館に設置された6か所のブースに分かれて面接開始。面接を待つ間も、緊張が隠せません。

ブース1 : 飲食業(小樽市内)、小樽都通り商店街応援隊としての実習

ブース2 : 介護施設、動物関係の実習

ブース3 : 飲食業(札幌方面)、配送業、自動車・ガソリンスタンド・バイク、施設清掃の実習

ブース4 : 美容・理容室、廃棄物処理・リサイクル、写真・工芸に関する実習

ブース5 : 福祉、コープさっぽろ各店での実習

ブース6 : 保育(保育所・幼稚園)、花屋、ハーブに関する実習

昨年同様にコロナの影響で、今後の実習がどこまで可能かという心配もあります。

でも、1年生の内から社会体験学習での面接を通して、なりたい自分について考える機会があることに意味があると思います。そして今後、実習先で働く人々に触れる体験を通して学ぶ「社会体験学習」が、将来の道を拓く自分の強みとなっていくことを願ってやみません。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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