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3年生は理科の卒業レポートの準備をしよう

校⻑だより

7月9日(金)、夏休み前の授業も今日で終わりです。いよいよどのクラスの生徒も担任も、学校祭準備モードに入ってきました。小樽明峰高校では今週、生徒たちに各教科担当から夏休み中の課題が配られていました。今日は、そのひとつ「理科の課題」を紹介いたします。

3年生の物理の授業担当は、小池幸晴(こいけ-ゆきはる)教頭です。

毎年3年生は、12月ごろ理科の卒業レポートづくりに取り組んでいます。生徒は卒業するまでに一人一作品を完成させます。理科部会では、「高校の最後に自分で何かを調べ、レポートにまとめる」という主旨で、3年生を対象に15年以上も前から取り組んでいます。

レポートのテーマは理科に関すること(生物、化学、物理、地学、その他自然科学)であれば何でも良いのです。自分が興味関心のあることをA4サイズのレポート用紙に3枚以上書き上げます。完成したレポートは、2月頃、図書室に展示して品評会を開き、後輩たちや他教科の先生方にも公開されます。

今年の卒業レポートは、夏休み中にテーマを探すところから始まります。自分が興味関心のあることで構いません。何を調べるかは、この夏休みの間、最寄りの図書館や本屋、インターネットなどから見つけ出してもらえたらと思います。

小池教頭に印象に残っている卒業レポートを聞くと、17年前にある男の子が書いた「宇宙」についてまとめられたレポートだそうです。

 

恒星、惑星など星の内部構成についてや、なぜ星は回転運動しているかなど、星に関するあらゆることがまとめられていたそうで73ページもあったそうです。

また、おもしろい発想のレポートでは、「お湯と水とでは、蛇口の流れる音が違う。その理由は?」を研究したレポートもあったそうです。

もうすぐ夏休み。アルバイトや進路の準備や勉強、そして部活動などやることはたくさんありそうです。生徒のみなさん、一日一日を大切に、計画的に取り組むことです。達成感を味わえるよう、悔いなく取り組んで欲しいです。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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