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【124号】実習先の調べ学習と発表会

校⻑だより

【校長だより 124号】

8月26日(金)、今日の小樽は所々に薄い雲がかかっていましたが、青空が見えて涼しい一日でした。残暑というより、夏の終わりという感じでしょうか。

小樽明峰高校の今日の授業から、1年生の【 社会体験学習 】を紹介いたします。

今日の1年生は、3時間目から各教室でクラスごとに【実習先調べ学習】がおこなわれました。

夏休み前に体験したい会社や施設を選んだ1年生たちは、すでに実習先を決めて、実習ノートを作成するなど事前準備をしてきました。そして、9月9日(金)からそれぞれの体験先で実習がスタートする予定でした。

しかし、感染者数が高止まりしている現状を考え、残念ながら、泣く泣く実習日を10月21日(金)からに延期しました。今年の実習も例年より少なく、6回に縮まりました。

そこで、今日の「実習先調べ学習」では、生徒が各自の実習先を携帯電話やクロームブックの検索機能を使って調べました。

まずは、実習先への行き方(アクセス)、バスなどの利用交通機関の確認です。そして、実習先(会社や施設)の職種や業務内容、さらに、どんな実習体験をするかについて昨年度の資料「実習先マップ」なども参考にしながら調査し、プリントに整理して書き込みました。

その後、生徒たちが調べた情報は、教室で発表されました。ひとりずつ発表された実習に対する目標や意気込みをクラスのみんなで聞きました。

1年生のみなさんには早く実習体験をさせてあげたいのですが、もう少し感染が落ち着くまでは止むを得ません。はやる気持ちを抑えつつ、先輩たちの過去の体験記録を読みながら、今はイメージトレーニングをしていてください。

学校では、引き続き感染対策を取りながら社会全体の感染収束を待つよりほかはありません。今は、学校で生徒用の抗原検査キットを用意しているので、必要に応じて実習前に検査をし、健康状態を確認して、実習先へ行けるよう準備しています。

6回の実習で、働くことの意義が発見できるような充実した経験ができることを祈っています。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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