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【138号】1年生 実習先訪問にむけて挨拶練習

校⻑だより

【校長だより 138号】

9月12日(金)、今日の小樽も雲ひとつない快晴です。秋というより夏に戻ってしまったかのような暖かい一日になりました。

今日の午後、小樽明峰高校の1年生は、各教室で挨拶練習をおこないました。今日は、1年生の【 社会体験学習 】の授業をご紹介します。

社会体験学習は、本校の特色教育のひとつです。コロナ禍でなかなか体験先へ行けませんが、これまで「 地域の魅力発見講演会 」や「 面接 」、「 実習先調べ学習 」などに取り組んできました。

10月21(金)日からついに、自分たちの希望する企業・施設への体験実習が始まります。生徒は、毎週金曜に同じ体験場所で連続6回の実習をおこないます。

体験先は、幼稚園や商店街のお店、ケーキ屋、ガソリンスタンド、飲食店、介護施設、動物病院、生協コープさっぽろ各店、美理容室、寿司屋、運送業、リサイクル・廃棄物処理業などなど様々です。今日は最初の準備として、実習先での初日の挨拶について学習しました。

生徒たちの体験先はそれぞれ別々ですが、生徒を7グループに分けて各担当教員が付き、【 はじめて体験先を訪問する際の対応の仕方 】に取り組みました。生徒は一人ずつ立って挨拶の仕方を実演しました。

実習先に到着したら、最初にどんな挨拶をするか。担当者への自己紹介の仕方は? なぜこちらの実習先を選んだか説明できるか。こうした課題を、相手に伝わるように話す練習が繰り返されました。また、担当者の名前の確認、実習内容、実習で用意するものを確認するなど、初実習で確認すべきことをノートにまとめるなどして覚えました。

例年なら6月にスタートする体験実習ですが、コロナ禍のためここまで伸びています。1年生がこの体験を積み重ねるなかで、働くことの意味や意義を発見し、成長していくことを期待しています。

また、失敗することで学ぶこともたくさんあります。失敗を恐れないで前向きに行動することも忘れないでほしい。実習に行く事前準備に力を入れて、自信をつけておくことにも挑戦してください。来月からの実習が楽しみです。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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