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【217号】コロナ禍でも、感動の予餞会が

校⻑だより

【校長だより 217号】

2月25日(金)、今日も小樽はどんよりとした曇り空です。予報では明日には8℃まで気温が上がるようです。屋根からの落雪にご注意ください。

小樽明峰高校は今日、卒業生を送る生徒会行事【予餞会】が開催されました。今年はコロナ禍のため、ICTを活用した予餞会となりました。全校生は、生徒会執行部が視聴覚室から配信する映像を、各教室のモニターで鑑賞しながら、卒業の門出を祝う行事を作り上げました。

生徒会執行部員は、1・2年生の各教室を訪問して、直接インタビューしながらライブでメッセージを配信する場面もありました。そして、クラスごとに作成した動画やスライドの作品が次々とモニターに映し出されました。

どのクラスの作品も、卒業を祝うメッセージや懐かしい思い出の写真などが、BGMとマッチして制作されていました。作品を鑑賞していた3年生の教室は、笑いや拍手が起こり和やかな雰囲気に包まれました。生徒会執行部が作成したスライドでは、3年間の思い出を振り返る懐かしい映像も配信されました。

その後、執行部のサプライズ企画で、3年生から担任へ、感謝を込めたメッセージと花束の贈呈がありました。3年生の各教室に大きな拍手が起こりました。1・2年生もその様子を教室のモニターで鑑賞しました。現場で拝見していると、教室内の雰囲気が温かい空気に包まれ、3年生の成長を肌で感じ取ることができました。

ここ数日間、雪害で休校が続き、準備が間に合わないと思われた予餞会でしたが、後輩たちとそれを支える先生方の努力で、とても心温まる予餞会が完成し、ほっとしております。最後に3年生は、体育館にてクラスごとに集合写真を撮影しました。

コロナ禍で例年とは異なる予餞会でしたが、とても素晴らしい行事になりました。行事を成功させたみなさん、感動をありがとうございました!

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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