お知らせ

普段の明峰高校の日常風景、クラブ活動の様子、入試に関することなど、リアルタイムな「明峰の今」をご覧ください。

【239号】高校3年間で、最後の「総合表現学習」

校⻑だより

【校長だより 239号】

1月24日(火)、全国的な最強寒波の到来で、今朝の小樽は雪が積もりました。札幌・小樽間の交通機関が吹雪のため、JRの遅延や道路の渋滞、高速道路が通行止めが起こり、通勤・通学に影響が出ました。

小樽明峰高校は、札幌方面から通学する生徒の足に影響は出ましたが、遅れながらも徐々に登校する生徒を確認し、通常授業をおこないました。

明日は2年生のスキー授業(朝里川温泉スキー場)を予定していましたが、寒波の影響で今日以上の交通障害が予想されるため、中止にして、本校体育館で授業すること変更にしました。

さて、今日は3年生にとって高校生活最後の授業日です。明日から卒業を掛けた定期試験が始まります。

今日の総合表現学習も、3年生にとって最後の授業。自分の趣味・特技を生かしてこの学習に取り組んできた3年生がたくさんいます。

3年生の白須瑞稀さんは、総合表現学習で3年間、声優講座を受講してきました。白須さんは演劇部として3年間演劇活動に打ち込み、部長として部員を引っ張ってきました。2年生からは生徒会副会長として、全校生徒の前で学校祭の司会や行事の運営に関わることにも挑戦しました。

そんな白須さんは、札幌マンガ・アニメ&声優専門学校の声優学科アニソン専攻に進学が決まり、4月から新生活を迎えます。アニメや歌の好きだった中2の頃から。ずっとあこがれていた声優アーティストになるためです。

高校卒業後、白須さんは札幌市で一人暮らしをしながら、専門学校で2年間、声優アーティストになるための勉強に励みます。そのための学費や生活費は、今までアルバイトをして貯めてきました。

毎週取り組んできた声優講座では、準備体操や発声練習のあとにアフレコに挑戦します。同じ作品で同じキャラクターを演じる時、白須さんは以前とは違う表現ができる自分に成長を感じるようになりました。

「リアクション」「(M)・・・モノローグ(心の声)」「カットナンバー」など台本に書かれた用語を覚え、その表現方法も声優講座でプロと同じように練習してきたのでかなり上達しました。

明峰高校の声優講座は、白須さんにとって夢を実現するための大切な時間になりました。講座でのアフレコ経験は、この先の人生に生かせそうです。白須さん、これからも夢に向かって頑張ってください!

そして、3年生のみなさん、3年間の授業、よく頑張りました。ついにここまで来ましたね。明日からの定期試験、頑張って突破してください! 応援しています。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

pagetop