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家庭科の裁縫ならまかせとけ

校⻑だより

6月9日(水)3時間目、2年C組の家庭科の授業を覗いてみました。

生徒たちが黙々と取り組んでいたのは、「刺し子」という裁縫作業。白地の布にイルカのデザインを糸で縫い上げる作業でした。担当の相場先生が教室内を巡回しながら縫い方を指導しています。

「せんせ~い」「ひさしぶり~」と手を振って迎えてくれる生徒や、「俺、2年生になって成長したよ」と声をかけてくれる生徒もいます。久々に、担任をしていた元クラスの生徒たちと教室で対面して、嬉しい気持ちになりました。

教室内をぐるぐると巡回して、縫い方の上手下手を見つけようとしましたが、なんと、どの生徒も丁寧できれいに縫っていて驚きました。多少の早い遅いはありますが、誰一人諦めたり、投げやりになる生徒がいません。

いつも明るく元気で、時には騒がしいクラス。そんな元気いっぱいの2年C組が、コロナ禍の中、こうして頑張っていることを知って嬉しかったです。

6月11日に小樽市手宮陸上競技場で実施する予定だった「夏季体育大会」が中止になりました。

クラスや全校生で取り組める行事ができなくなり、残念で仕方ありません。本来なら、行事を通してクラス内の会話が増えたり、喧嘩したり、関係が深まったりしながら成長していくはずでした。

7月16日(金)~18日(日)に予定している学校祭が実施できるかどうか。今後のコロナ感染状況で判断していきます。縮小など工夫された体制を整えてでも、みんなで何かに取り組む経験を積み上げたい。11月の沖縄修学旅行も無事に実施できる状況になっていることを祈ります。

緊急事態宣言解除の20日まで、あと10日あまり。無事に解除されてほしいし、今後ワクチン接種も進行してほしいです。そして、これ以降コロナも収束に向かってほしいと願っています。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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