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1年生、社会体験学習のはじまり

校⻑だより

4月16日、小樽明峰高校の1年生にとってはじめての「社会体験学習」が始まりました。

社会体験学習は、明峰の特色教育のひとつで、生徒が年間を通して小樽を中心とした企業・施設(実習先)を訪問し、職場の方々から様々なことを学ぶ体験型の学習です。1年生全員が毎週金曜の午後にそれぞれの実習先で体験します。

3時間目、1年生全員が体育館に集合しガイダンスが開かれました。担当教員7名が紹介され、体験学習の目的や年間スケジュールなどの説明を受けました。最後に、スクリーンに映った昨年(現2年生)の実習の様子を見ながらイメージを膨らませました。

4時間目、生徒は各教室に戻り「もっと深く社会体験学習を理解しよう!」という資料を手に、担当教師から具体的な説明や注意事項を聞き、希望の実習先を選びます。コロナ禍にもかかわらず今年度は、実習先として約50の企業や施設にご協力いただきました。実習先を第3希望まで選ぶ生徒たちの顔つきがとても真剣です。見ていて頼もしくさえ感じます。

これから1年間、体験学習を通して保護者や親戚、学校の教師以外の大人と関わっていく1年生たち。社会に飛び出すことで何かを発見したり、自分に秘められた才能が開花するかもしれません。人類は働くことを通して進化してきたように、生徒たちが働く大人と触れ合うことで、新しい自分を発見していくことを期待しつつ、社会勉強の第一歩を見守っていきたいと思います。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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