【校長だより 131号】
9月10日(火)、小樽は薄い雲に覆われた空に少しずつ青空が顔をのぞかせて、日中の気温が29℃(湿度60%前後)まで上がりました。日に日に気温が下がり秋を迎えようとしています。
小樽明峰高校は今日、通授受業をおこないました。火曜の午後の授業は、今年度で終了となる総合表現学習の時間です。学習講座のひとつ【 自動車整備 】の様子をのぞいてみました。
自動車整備室では、4名の受講生が作業着のツナギを着て、自動車の解体作業をしていました。整備士の小川先生に教わりながら、安全に気をつけて真剣に作業に取り組んでいました。
赤い車体ボディーをバーナーで切断したり、フロントガラスをたたき割って分別作業に集中している4人。
車内の部品も、次から次へと慎重に電動カッターで切り分けていきます。
車体からフロントガラスをどうやって切り離すか。小川先生のアドバイスを受けて、金槌やバーナー、ドライバーを使って必死に取り組んでいます。
自動車整備の講座では、来週までに解体を終了して、分別した車体を業者に引き渡す予定です。
10月(後期)からはブレーキの仕組みを学ぶため、ブレーキ機材を使った作業に取り組みます。何としても解体作業を完了するために受講生は励んでいました。
汗をかきながら黙々と解体作業に取り組む受講生たち。暑さは二の次で、ケガをしないよう集中して必死に取り組んでいる姿が素晴らしかったです。今後も慎重な作業で、自動車の仕組みをひとつひとつ学び続けてほしいです。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一