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【171号】体験学習 丁寧な取り組みが学びを深める

校⻑だより

【校長だより 171号】

10月20日(金)、今日の小樽は一日中雨でした。明日は午前中に晴れそうですが、午後は雨の予報が出ています。日に日に寒くなってきました。

小樽明峰高校は今日も平常授業がおこなわれました。日中の気温が10℃前後の寒い中、生徒たちは登校してきました。朝の教室はすでにストーブで温められています。

今日の午後、1年生は金曜恒例の【 社会体験学習 】をおこないました。それぞれの生徒が学校を飛び出して体験先へ向かい実習に取り組みました。

小樽市入船町にある【 ペットショップWAN 】さんでは、男子1名が楽しそうに実習に取り組んでいます。

今日は、ワンちゃんを乗せる台の周りや床に落ちたワンちゃんの毛の掃除、お店全体の整理・清掃などをひとつひとつ丁寧におこなっていました。

掃除・清掃を通して、お店の方も動物たちもお客様も気持ちよく過ごせる環境が整います。ひとつひとつの仕事の意味・意義を理解して、これらの体験学習も頑張ってほしいです。

【 アイラ動物病院 】さんでは、女子1名が実習に取り組んでいます。

今日は、ワンちゃんの目の検査のお手伝い。優しく、怖がらないようにワンちゃんを抱きかかえていました。

生徒たちは、現場の方々に学びながら仕事を覚えていきます。体験先やお客様のために自分ができることを丁寧に取り組みます。体験先では、取り組みの積み重ねが自分や周りの方々の喜びにつながっていきます。生徒たちは、体験を通して働くことの意味や意義を発見していこうと学んでいます。

実習生のみなさん、これからも体験学習は続きます。体験先でのそれぞれの課題をひとつひとつ確認しながら、解決に向けて取り組み続けてください。実習ノートの記入も忘れずに、生きるために必要なこと、働くために身につけておくことを発見しながら取り組みましょう。応援しています。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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