【校長だより 21号】
4月26日(金)、小樽は朝から天気が良く、日中の気温が24℃を超えました。校舎前の桜ももうすぐ咲きそうです。
昨日、新入生歓迎会で盛り上がった小樽明峰高校は今日、平常授業がおこなわれました。
1年生は、3時間目から社会体験学習の時間に【 地域の魅力発見講演会 】が開かれました。
各教室に小樽市内で働く方を招いて、今の仕事を選んだ理由や仕事内容、職業観、高校生へのメッセージなどを話していただきました。
小樽市民のために自分ができるか。生徒の目の前には、一生懸命に仕事と向き合っている大人の姿がありました。仕事への想いや人生観について語る講師のみなさんのお話しに、生徒たちはじっくりと耳を傾けました。
A組教室の講師は、【 グループホーム自由の詩 】で介護施設長をされている小野英司さんです。
B組教室の講師は、【 小樽都通り商店街 】の理事長をされている鈴木創さんです。
C組教室の講師は、【 さくら幼稚園 】で園長をされている大瀧健太さんです。
生徒たちは、講師の方の職場を事前調べし、どのような事業をおこなっているかを学習してから講演を聞きました。
教室での講演は、講師と生徒の距離が近く、話が入りやすく質問もしやすい環境となりました。生徒たちはメモをとりながら、講師の人柄や小樽の街への想いを感じ取っていきました。
講師の皆様、本日は貴重なお話を聞かせていただきました。小樽で働く大人の想いに触れた生徒たちは、働くということについて考えるとても良い機会になったと思います。講演後、生徒たちは感想をレポートにまとめました。
講師の方の高校生へのメッセージは、かつて高校生だった自分へのメッセージなのかもしれない。そう思うと、未来を担う子どもたちや私たち教師にとっても心に響く内容でした。
お忙しい最中に貴重なお話を準備してくださり、本当にありがとうございました。
1年生のみなさん、実習体験に向けた意識は高まりましたか。いつか自分が社会に出て、誰かの役に立つ存在になる時がきます。責任を伴いますが、働くことはやりがいを感じる嬉しいことでもあります。将来、社会人として自立するみなさんにとって、この講演会で発見したことが役立つことを願ってやみません。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一