8月30日(月)、小樽明峰高校の教職員1名がコロナウイルスに感染しました。数日前から体調を崩して自宅で休んでいたのですが検査を受けて感染が分かりました。
すぐに小樽市保健所に連絡をして学校として対応を始めました。起きてほしくないことでしたが、学校での感染拡大を防ぐため、保健所の指導のもとに接触者を確認する作業に入りました。
感染者が発症した日から2日前にさかのぼって、学校内で接触した生徒・教職員が誰かを確認します。8月31日に丸一日かけて感染者本人と電話で連絡を取りながら接触者リストを作り、保健所からの聞き取り調査に答えて、最終的には保健所の判断を待ちました。
保健所は接触者を濃厚接触者、低リスク接触者、対象外に分類して検査対象者を決定しました。検査対象者(の保護者)に連絡をして、9月1日の午前中に学校でPCR検査を受けていただきました。
慌ただしい対応に追われ検査が済み、午後には、校舎内の除菌作業もようやく無事に終わりました。
そして午後3時30分、保健所から検査結果が届きました。結果は、全員陰性でした。クラスターにならず、正直ほっとしています。健康観察が必要な人もおりますが、全員が一日も早く普通の生活に戻れるよう願っております。
本校はこの間、3日間の休校としました。
9月2日(木)からは学校を再開します。特別時間割で16時完全下校です(時間割は学校安心メールでご家庭へ連絡いたしました)。感染拡大防止にご尽力いただいたすべての関係者の皆様に、お詫びとお礼を申し上げます。
いつ、誰が、どうやって感染するかわかりません。どんなに感染対策に自信のある人でも、学校や職場を往復していて絶対に感染しないとは限りません。既に感染していて無症状の人がいるかもしれません。目に見えないので感染したことすら気づかない。だから怖いのです。コロナとの闘いは、あまりにも長くて、辛抱が必要ですが、感染対策は油断をせずに、お互いに気を配って生活してまいりましょう。
先週の8月27日、小樽市立図書館から新しい図書が50冊届きました。サポートルームの本棚に保管しています。サポート生が、本を通して夢や希望を膨らませてくれたなら嬉しいです。
図書館のみなさん、今回も大切に読みます。ありがとうございます。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一