【校長だより 152号】
11月19日(金)、今日の小樽は気持ちの良い晴れでしたが、午後から天気が悪くなり雨となりました。
本日の放課後、小樽明峰高校の校長室で北海道新聞小樽支社の記者から3年生4名が、選挙に関する取材を受けました。
今回、10月31日の総選挙で投票した18歳以上の生徒4名が、グループトーク的なインタビューを通して楽しく語り合いました。
「初めて投票会場に行った感想は?」
「候補者を選ぶポイントは?」
「今の政治のここがおかしい!」
「今後、どのような日本になってほしいか?」
など、いくつかのテーマでお互いの意見を交換し合い、トークが盛り上がっていきました。投票は思ったよりスムーズにできたという生徒もいれば、投票所で1時間も悩んだという生徒もいました。
生徒たちは、事前に候補者の政策に賛成できるかどうかを自己判断したり、ネットの「衆議院投票ナビ」を利用したり、ニュースやビラを見てそれぞれの判断で投票したことを話してくれました。さらに、自分の問題意識を大切にしながら、日本のコロナ対策や性の多様化や差別の問題、子育てや学費負担の軽減などについて熱く語りました。
「税金の使い方がおかしい!」「もっと若者寄りの政策を掲げる若い政治家が政治を動かしてほしい」「年配の政治家ばかりでは、不祥事も起こって、政治は変わらない」など厳しい意見も出てきました。
それでも「一票には間違いなく意味がある」という記者の意見に対し、「政治とちゃんと向き合わなくてはいけない」「投票で自分の意思表示は大切だ」など真剣な意見が交換され、私自身が感心させられる有意義な時間となりました。
今回のインタビューがいつ、どのような記事として新聞に載るのか楽しみに待ちたいと思っています。選ばれた4名の3年生、ご苦労様でした。想像以上の素晴らしい話が聞けました。ありがとう。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一