小樽明峰高校では、学級通信や学年通信が発行されています。毎日熱心に発行している担任もおります。そんな学級通信のなかから、8月25日に発行された3年B組担任の白鳥先生による学級通信から一部を紹介いたします。
いったい日本はどうなっていくのだろう?47都道府県中21は「宣言」、12は「まん防」。そんな中で行われているパラ五輪。もうこの感染の勢いは止められないのか?毎日みんなと顔をあわせつつも、何ができるのか、何がダメなのか、わからなくなりそうです。けれども、自分たちがそこで「もういいや」とヤケになるのも良くない。と思い直して過ごす日々。こんな中でも、ひたすら希望進路実現のため頑張るみんなの姿を励みに生きている私です。不安や不満はいろいろあると思うので、抱え込まず、しかし、話し合いと調和の精神を忘れずに過ごしましょう!!
私は、この通信の・・・「頑張るみんなの姿を励みに生きている」・・・というところに共感します。我々小樽明峰高校の教職員は、今までつまずいたり悩んだりしてきた生徒たちの成長を見守りながら、それでも頑張る姿に励まされ、教師として自分なりの夢や目標を描いて生きてこられたと思うのです。
こんな投げやりになりそうな社会だからこそ、本当に大事なことに気づけるのではないかとも思っています。明日から、緊急事態宣言で短縮授業、16時完全下校など学校生活は変わります。でも、本当に大切なことは何かという問いを頭の片隅に残しつつ、生きていきたいと思っております。みなさん、健康第一で頑張りましょう。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一