【めいほう通信 第59号】
7月13日(日)、小樽は今日も晴れて気温が27℃まであがりました。

小樽明峰高校には、「おたる案内人探検部」という他の学校には見られないクラブがあります。その中の有志の生徒をはじめとする有志生徒・卒業生ら12名が、「小樽の文化・歴史を知ろう」という目的のもと、小池校長が引率する中、塩谷神社例大祭の「松前奴(やっこ)行列」に参加しました。

この「奴行列」は、道南地方ではいくつかの神社の例大祭等で見られることができます。一説によると大名行列を模したともいわれています。それぞれの神社の奴行列は、共通する部分もありますが、神社ごとに異なる部分もあります。さて、小樽の西部である塩谷地区には、小樽最古の神社といわれる塩谷(盬谷)神社があり、350年の歴史があります。塩谷神社の松前奴行列も明治時代初期から続く150年の伝統を誇る行事です。明峰高校では数年前から有志の生徒がこの「奴行列」に参加しています。


12・13日と連日、小樽市の塩谷・オタモイ地区を練り歩いた生徒たちは、暑さに負けず地域の行事を精一杯盛り上げました。

こうした伝統ある行事に参加する経験もなかなかありませんが、老人ホームなど沿道で行列を見守る市民の方々に松前奴として披露できたことは素晴らしいことだと思いました。

暑い中、この例大祭を運営された関係者のみなさん、見守る市民のみなさん、参加した明峰高校生徒・卒業生のみなさん、おつかれさまでした。
めいほう通信担当