小樽明峰高等学校

【校長だより 268号】

３月４日（月）、小樽の天気はくもり空で、日中も氷点下の寒い一日でした。すぐ溶けていく小さな雪がゆっくりと降っていました。

小樽明峰高校は先週、卒業式が終わり、今日は１・２年生の定期試験がおこなわれました。

さて、本校の玄関ロビーには、卒業生が制作した【　理科卒業レポート　】が展示されています。卒業生が生物・化学・物理など自然科学に関することで、自分の興味・関心のある事柄をテーマにして、６枚以上のレポートとしてまとめています。

３年生は去年の10月頃から卒業までの数か月で、テーマを決めてレポート作成に取り組んできました。これらの作品は、先日の化学の授業で２年生にも紹介されています。

理科部会の先生方で優れたレポート15作品を選び展示しました。賞に選ばれた作品には、毎年先生から賞品もプレゼントされています。

今年展示された作品のいくつかを紹介します。

【　３秒ルールに科学的根拠はあるか　】・・・床に落ちた食べ物は、３秒以内に拾って食べると安全かどうかについて、バクテリアの付着の度合いの違いを調てまとめた作品です。

➡感想　様々な科学者の実験や見解が紹介され、最後に自分の見解が述べられているレポートでした。着目点がおもしろく、食べ物を落とした時に何が起こっているのかがわかる内容になっていました。同時に、自分の身に起こったときに科学的な判断ができそうだとも思いました。そもそも、３秒ルールって誰が考えたのでしょうね。