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【179号】令和4(2022)年のはじまり

校⻑だより

【校長だより 179号】

1月12日(水)、今日から今年の「校長だより」を始めます。明けましておめでとうございます。

小樽明峰高校で校長をしております石澤隆一と申します。この「校長だより」を初めてご覧になられた方も、そして昨年から見ていただいている方も、今年はもっと良い年にしていきましょう。本年もよろしくお願いいたします。

昨年4月より発信してきました小樽明峰高校「校長だより」、今年もほぼ毎日発信したいと思っております。明峰高校のリアルを生配信してまいります。どうぞお付き合いください。

それにしても今日の小樽は、一日で30~50cmの積雪予報が出ております。朝から水分を含んだ重たい雪に悩まされ、札幌・小樽間の道路では渋滞するアクシデントが起こりました。私も早朝から自宅での除雪作業に追われ、筋肉痛になっています。校舎裏の駐車場の車たちも寒そうに凍えています。

こんな小樽ですが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

いよいよ年が明け本日、小樽明峰高校では、教員による恒例の冬季校内研究会が開かれました。

今年は4月から、各高校でICT教育がスタートします。既に活用している私学もありますが、本校も新入生に向けて、クロームブックを導入した授業づくりを少しずつ進めているところです。職員会議の度に、10分間のミニ研修会を開いて、ICT教育の準備を進めてまいりました。

今日の研究会では、その準備として本校の情報準備委員が企画し、Sky株式会社のインストラクターの吉田さんから教員全員でクロームブックの活用方法を学びました。

どのような授業が、明峰高校の生徒たちにとってより良い授業なのか、私達教員も授業のさらなる工夫や、レベルアップが求められています。

機械操作の苦手な私は、この研究会で、クロームブックを使った「日本史」の授業を展開するという設定で、模擬授業をおこないました。既に3年生に実施した日本史の授業の一部を、10分程度に抜粋して、モニターを使った授業を試みました。自分がICT教育に携わるとどんな授業ができるだろうか考え、教員に見てもらいました。

これまでおこなってきた教科書やプリント・資料などで、過去の歴史の一場面を想像するという学習から、写真や地図・絵など視覚を刺激する教材を多用した授業を作ってみました。授業の準備は思いのほか楽しいものでした。今までの授業でできなかったことが、もっと面白く展開できるようになるという喜びを感じつつ、教材研究に要する準備時間の短縮が課題であることを痛感しています。

今の中学生よりもクロームブックを利用する経験のない私として不安はありますが、授業での生徒たちの学ぶ顔、何かを発見した顔などを思い浮かべながら、少しずつクロームブックに慣れて、生徒がもっと学びたくなるような授業をつくっていこうと自分にはっぱをかけているところです。

明日も教員による校内研究会は続きます。そして、翌14日(金)には、冬休みが明け、生徒たちが登校してきます。

この冬休み中に生徒たちは、実力試験の学習をしているだろうか。自分と向き合ってこれからの目標を立てているだろうか・・・。気になっておりますが、早く生徒たちの元気な顔を見たいと思っています。寒さに負けず、雪にも負けず、オミクロン株に蝕まれずに、頑張っていきましょう!

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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