【校長だより 167号】
12月8日(水)、今日の小樽は晴れたり曇ったりと、すっきりしない天気でしたが、雪は降りませんでした。
小樽明峰高校では、ロングホームルームの時間に全校生徒が各教室で「防災指導」を受けました。
これまでの一週間、本校の玄関ロビーにモニターを設置し「防災ビデオ」を上映してきました。生徒たちは、昼休みや放課後を利用して、ビデオを視聴しながら防災の知識に触れ、今日を迎えました。
ロングホームルームでは、担任が防災ビデオの内容から意識してほしい防災の知識をいくつか出題して、生徒たちが回答していきました。日頃から防災の知識を高めることは大事です。
みなさんは、次の防災に関する注意事項をご存じかと思います。( )に何が入るかわかりますか?
■防災ビデオでは、防災で日常的に意識すべきことを6つ紹介しました。それは、
1.自宅の( )化 2.( )塀のチェック 3.家具の固定 4.水の確保 5.食料の備蓄 6.防災意識を保つ・・・です。わかりましたか?・・・答え(1.耐震)(2.ブロック)
■家具の固定は下だけでなく( )で固定が必要です。・・・答え(上下)
■水は最低1人1日( リットル)が必要です。・・・答え(3リットル)
■食料は最低( 日分)を備蓄しましょう。・・・答え(3日分)
そのほかに生徒たちは、避難時の注意事項や、どのような校内放送がかかるか、自分たちの避難経路について確認しました。
みなさんは日頃、防災から身を守るために、どんな準備をしていますか?
その前に、防災と聞いてどんな災害を想像しますか?
地震や火災、豪雪、暴風(台風)、津波、豪雨、噴火、洪水などが頭に浮かぶでしょうが、学校にいる時や家にいる時など、これらの災害からどうやって身を守るか、家族や友達と話し合っておくといいと思います。
防災について意識を高めることは大切です。でも、それだけでなく、災害に巻き込まれていない生活が送られている今日という日に感謝することもまた、大切なことだと思います。あと10日あまりで冬休みを迎えます。当たり前に訪れる一日一日を、大切に過ごしていきましょう。
(下の写真は玄関ロビーの様子です。生徒会執行部が中心となって冬らしい装飾になりました。)
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一