【校長だより 238号】
1月23日(月)、今朝の小樽の気温は-8℃。雪は降っていませんが、冷蔵庫の中にいるようで顔がしもやけになりそうな寒い一日でした。
先週の推薦入試が終わり、今日の小樽明峰高校は通常授業がおこなわれました。3年生は、今日と明日が高校生活最後の授業になり、明後日からの定期試験に入ります。
卒業のかかる試験を前に3年生はどのような授業をしているか教室を覗いてみました。3年生の【 物理基礎 】を担当する小池幸晴教頭の授業をご紹介します。
小池先生の「 これから生きていく上で自然科学を学ぶことにどのような意味があるのか? 」という質問から授業が始まりました。生徒たちは試験対策プリントに取り組みながら授業で学んだことの最終確認をしています。同時にファイル点検を受けました。
授業の度に物理のプリントが配られ、生徒たちはそのプリントを各自のファイルにとじて授業の中で学びながら授業に臨んでいます。一年間大切に使ってきた物理のファイルには、理科を好きになってほしいという小池先生の思いが込められています。
明峰高校では、今年も3年生に【 理科の卒業生レポート作成 】が課されます。理科に関することであればどんなテーマでも自分で調べてレポート用紙3枚以上にまとめて提出するという課題です。理科部会の先生方にノミネートされたレポートは玄関ロビーに展示され、3月1日の卒業式では、優秀なレポートに記念品が授与されます。今年はどんな理科のレポートが完成するか楽しみでもあります。
さて、新型コロナやインフルエンザの同時流行が懸念されています。朝の健康チェックを忘れずに、学校やご家庭で十分に注意して感染しないよう、させないよう、一日一日腰を据え頑張ってまいりましょう。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一