【校長だより 47号】
5月31日(火)、早いもので明日から6月に入ります。小樽は曇り空で、午後には雨が降り出しました。
午後の小樽明峰高校では、毎週火曜開講の「総合表現学習」が実施されました。今年度3回目の講座が各教室・校外で繰り広げられています。今日紹介するのは、パソコン室でおこなわれている「マンガ・アニメ研究」講座です。
この講座は、生徒が人生で影響を受けた大好きなマンガやアニメなどから、他の講座生たちに画像や言葉で、その作品の魅力を伝える講座です。作品のどんなところがどう感動したか、自分にどんな影響を与えたかなどを発表し合います。本校教諭の伊藤玄貴先生が講師を担当しています。
前回から受講生たちは、先生から発表(7分間)の仕方などを学び、早速、作品選びに取り掛かりました。自分の言葉で作品の魅力や影響力を伝えるには、表現力が試されます。また、発表を通して他の受講生と共感することや、知らなかった世界観と出会うこともあります。この講座では、互いの感受性を広げる楽しい経験ができるのです。
受講生たちが選んだ作品には、「ドラゴンボール」「ハイキュー」「うらみちお兄さん」「ダンダダン」「獣電戦隊キョウリュウジャー」など様々です。早速、分かりやすい説明やイラスト・動画・主題歌を使った発表がおこなわれました。
今の高校生は、どんなアニメやマンガに興味があり、どんな影響を受けているのか興味が湧きました。受講生のみなさん、表現力を磨いてそれぞれの発表に向けて、頑張って準備してください。この先どんな作品がどう紹介されるのか楽しみにしています。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一