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自分は努力できる人間だ

校⻑だより

5月19~21日、小樽市総合体育館で高体連小樽支部バドミントン選手権大会が開催されました。出場した小樽明峰高校バドミントン部キャプテンの3年生、田畑愛信(たばた-あしん)君に今の心境を聞いてみました。

今回の大会の感想は?

「3年生最後の大会だったので、悔いのないように楽しもうという気持ちで臨みました。」

バドミントン部の部長を経験してどうでしたか?

「顧問の大石先生の教えを部員に伝えることや、部員をまとめることが大変でした。自分は明峰高校バド部のトップなので、他の高校と接する時もしっかりと対応しないといけないと思っていました。」

「2年生に部長を受け渡した時に、やり切ったという実感が湧いてきました。部長は、部員たちのことをよく知らなければ、まとめられないと思います。常に会話を大切にして、元気のない部員には「どうしたの?」と話しかけることなどが大事でした。」

部活動を通して学んだことは?

「運動神経は良くない方でしたが、新しいことに挑戦してみたくて高校からバド部に入りました。始めたころは練習で精一杯でしたけれど、2年生になってから部活が楽しくなり、3年生で部内をまとめるようになりました。落ち込んだ時でも、部活をやりたいという気持ちが心の底にあり、今まで頑張ってこられたのだと思います。3年間を通して、自分は努力できる人間だと思いました。」

引退後の高校生活はどのように過ごしますか?

「休まず登校して皆勤賞を取りたいです。そして、父のような調理師を目指しているので、札幌の調理専門学校に進学できるように進路活動を頑張りたいです。」

最後に、後輩へ伝えたいことはありますか?

「1,2年生のみなさん、バドミントン部は楽しいので、男女問わず、ぜひ見学に来てください。」

引退のかかった大会を終えた田畑君の顔から、部長としての責任感と、部活動をやり切ったという自信のような雰囲気が伝わってきました。後輩たちに託す思いと、調理師になるという目標を胸に、さらに一歩成長した田畑君を見ることができたように思います。

そんな田畑君、そしてバドミントン部をこれからも応援していきます。頑張ってください。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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