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【107号】トイレ改修工事(その2)

校⻑だより

【校長だより 107号】

8月2日(火)、今朝の小樽は強風が吹いていましたが、空は曇り、お昼過ぎの気温は22℃と高くなく、穏やかな日になりました。今日は、関東で気温40℃を越える歴史的な暑さが予想されました。東京都、埼玉県、群馬県などでは午前中に39℃を越える地域があり、住民の方々の健康が心配です。

夏休み中の小樽明峰高校では今日、3年生数名が進路決定に向けて登校学習しています。生徒たちは面接練習をしたり、就職に向け志望動機をまとめたりと真剣に取り組んでいました。

この夏休み中、校舎の改修工事もすすんでいます。生徒のみなさんの使い慣れたトイレは、もう、跡形もありません。和式の便器やボックスは取り外され、床は剥がされ、手洗い場もありません。

工事の様子を見に行くとトイレが生まれ変わることが実感できます。しばらくトイレを巡回していると、なんとそこには卒業生とそのお父さんが一緒に内装工事をしていました。 ビックリ‼ かつて私が柔道部顧問をしていた頃にお世話になったお父さん、そして立派な職人になった卒業生が・・・。25年ぶりに会うことができ嬉しくなりました。

改修中のトイレの床を掃除している女性の方に声を掛けられ話しをすると、なんとその女性は、私が初めて担任を持った時のクラスの卒業生でした‼ 先程の卒業生よりさらに先輩で、こちらは30年ぶりです! 高校生の頃の面影があり、懐かしい記憶が蘇ってきました。

久しぶりに会った卒業生。当然ではありますが立派な大人になって、真剣に働く姿を目の当たりにし、懐かしさと嬉しさが一気に湧いてきました。

「きれいに仕上げるからね。」と、久々に聞いたお父さんの声が懐かしかった。

偶然ですが、卒業生や卒業生保護者が心を込めて改修するトイレ工事。生まれ変わる生徒用トイレの完成が、いつもより楽しみになりました。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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