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【137号】1年生 生命の尊さ学ぶ性教育講演会

校⻑だより

9月13日(水)、小樽の空には高い雲がゆっくりと動いていましたが、今日の天気は、ほとんどくもりでした。大雨から一夜が明け、静かな一日になりました。

小樽明峰高校は定期試験まで一週間を切りました。今日も生徒たちは平常授業をおこない、勉強に力が入ります。

今日の午後、1年生が体育館に集まり【 性教育講演会 】を開きました。毎年開催されるこの講演会は、生徒たちが生命の尊さを学び、自分の将来を守るために必要な性とライフプランニングの知識を正しく理解して、適切な行動のできる人に成長することを目的におこなっています。

今年も1年生を対象に、助産師の よし ゆうこ さんに講演をお願いしました。優しく語りかけるようによしさんのお話はゆっくりと耳に入ってきます。性交・妊娠・出産・誕生など様々なお話しの場面で、よしさんは、生徒に質問したり、話し合う時間をとり、生徒たちに考えさせました。

赤ちゃんが産まれてくる様子を映像で見た時は、泣きそうになりました。命というのは尊いものだと、あらためて感動しました。

1年生全員が、等身大の赤ちゃん人形を抱っこする体験もしました。

クラスごとに円陣を組んで、生徒の腕から腕へ大切に赤ちゃんを渡していきます。生徒たちは、かつての自分もこうして大切に抱えられて生まれ育ったことを感じ取ったでしょうか。

今日、よしさんから教えられたことはたくさんありました。LGBTのお話し。命の尊さ。自分も周りの人も同じように大切な存在であること。優しい人間になり、人に優しい社会を作ることの大切さと責任が自分たちにあることを感じた講演会でした。

講師の よし ゆうこ さん、今年もありがとうございました。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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