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【178号】明治2年創業 小樽の職人のお店へ(社会体験学習)

校⻑だより

【校長だより 178号】

10月27日(金)、小樽は一日中くもっていました。後志地方ではインフルエンザが流行し学級閉鎖になっている高校も出てきました。お互いに手洗い・うがいなど予防をして健康に気をつけましょう。

小樽明峰高校1年生は今日の午後、社会体験学習の時間に学校を飛び出し、それぞれの体験先へ向かいました。

今日、最初に私が訪問した体験先は、【 旗イトウ製作所 】さん。小樽境町通り商店街にある創業明治2年のお店です。旗、幕、のぼり、のれん、腕章、タオル、盾、トロフィーを製作しているお店で、北海道で150年以上も続く歴史あるお店でもあります。男子生徒1名が実習しています。

今回の体験では、タオルの袋詰め作業をしていました。昔は、タオルや法被、大漁旗などたくさんの注文が来ていたそうです。

明治2年というと明治維新の最中で、日本に小・中学校や鉄道が普及する前の時代です。そんな時代に名古屋から北海道に移って開業し、現在は6代目になるそうです。北海道の開拓期から小樽市で100年以上続いているお店は70店以上もあるとおっしゃっていました。これもびっくりです。

かつて繁栄した当時の小樽の街や人々を支えてきたお店。そのお店に受け継がれたお店の方々の想いを少しでも感じ取ることができたら、立派な体験学習だと思います。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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