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【179号】社会体験学習 実習体験7回目の様子

校⻑だより

【校長だより 179号】

11月8日(金) 昨日の雪が残る小樽は、日は差しましたが日中の気温は6℃と寒くなりました。小樽明峰高校は、今日も通常授業をおこなっています。

今日の午後も1年生は、金曜恒例の社会体験学習で体験先へ向かいました。今日はその中から2つの体験先を紹介します。

ひとつは、学校から小樽駅へ向かう途中にある【 コープさっぽろみどり店 】さんです。お店の農産作業室で野菜など商品の梱包作業に取り組む実習生を見つけました。

「お店の方が優しくて実習は楽しいです。」と実習生。「まだ将来的に付きたい職業は決まっていませんが、お金を貯めて自動車免許を取りたいです。」と抱負を聞かせてくれました。今日は、ほうれん草を袋に詰める作業をしていました。

店長さんが来て、「とても良く働いてくれます。うちで雇いたいぐらいです。」と褒めてくださいました。とても嬉しい場面でした。

実習生は、既に別のお店でのアルバイト経験があるため、実習体験でもテキパキと取り組むことに慣れていました。今回の作業もスムーズで、人との関わりを大切にしながら実習に取り組んでいて感心しました。

もうひとつご紹介する体験先は、小樽駅から余市方面へ向かうと長橋十字街にある【 ほしの美容室 】さん。本校の卒業生が家族で営む美容室です。今日の体験は、 ヘアーピンの整理などに取り組んでいました。

実習生は毎週、タオルを洗濯して干すなど美容室のサポート作業を担っています。実習生は、「色々な種類の作業があって楽しいです。」と時々家族の話題にしていることを話してくれました。

美容室では、バレエ教室の発表会で出演者の髪を整えることがあり、その際に必要なゴムやピン留め、すき毛という髪のボリュームを出したい部分に入れるもじゃもじゃした毛の塊、こうした必需品を用意する作業にも実習体験で取り組んできたそうです。

「将来やってみたい職業は、まだ決まっていません。」と実習生は言います。今後、こうした体験の積み重ねと様々な人との関わりを通して、将来の目的を発見していくことになるでしょう。

体験先でいつも生徒を見守ってくださるみなさま、ありがとうございます。実習では様々な作業や見学をさせていただき、学校では体験できないことに取り組めて感謝しています。こうした社会勉強の積み重ねが、いつか生徒たちのやりたいことや将来の職業につながることを願ってやみません。これからもよろしくお願いします。

さて来週は、2年生が3泊4日の修学旅行で関西(広島・京都・大阪)へ行きます。私(校長)も団長として旅行に同行します。体調に気をつけて、楽しい旅行になるよう頑張ります。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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