【校長だより 219号】
2月28日(月)の小樽の天気は、舞うように降り注いでいた雪が、今(14:00 現在)は、やんでいます。
今日は小樽明峰高校の卒業式練習日です。明日は、卒業生と保護者・教職員による卒業式。残念ながら感染対策のため1・2年生は参列しません。
練習前、3年生の教室にいつもの楽しそうな声が響きます。体育館での卒業式練習が始まってふと思ったのは、こうして同じ時間を過ごすのも、明日で最後になるという想いです。
練習中も、3年生がもうすぐ卒業するという実感が湧いてきます。生徒たちと共有するこの時間がジワジワと切なくなってくるのです。
卒業証書は、手袋をつけて感染対策をしながら、一人ずつ手渡しすることにしました。授与の練習中、あらためて3年生の顔を見ると、随分大人びたように感じられました。
生徒会執行部は、3年生が毎日利用する階段、そして玄関ロビーの壁に、卒業を祝う装飾をしました。
そこには、「君にとって僕にとって 失せない宝物になるよ」と書かれています。
式場が整備され、各クラスで後輩たちが作成したパネルも、廊下に掲示されました。
いよいよ明日、卒業式です。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一