【校長だより 254号】
2月14日(水)、今日の小樽も日中の気温が10℃近くまで上がり、雪の解けた道路はビチャビチャです。
今日は小樽明峰高校の一般入学試験会場公開日です。生徒たちは2時間の授業が終わると下校し、午後から受験生が来校しました。
さて、今年度10月から小樽商科大学の学生と取り組んできた本校の放課後学習「明峰カテキョー」も終了し、今日は小樽商科大学で大学生と担当教員で最終報告会を開きました。
10名の大学生と岡部教授、本校から川南教諭と私が参加しました。大学生は、高校生学び直しプログラムという大学の授業の一環として、本校で数学と英語の基礎基本を受講希望生たちに毎週教えに来てくれました。
受講した生徒の感想には、わからないことがわかるようになったという声が多くありました。生徒の目線に合わせて、生徒と一緒にワークに取り組む大学生の姿が印象的でした。
大学生にとって放課後学習の意義やメリットは何か。そして、キャリア形成や高校生との互いの学びについて、地域貢献・地域連携などの視点から学生に話を伺いました。
本当に一人ひとりの生徒たちを理解しようと真剣に関わってくれこと。生徒理解の共有の必要性など何を改善すべきかについても報告してくれました。
岡部教授をはじめ商大生のみなさんが、生徒と真剣にかかわってくださったこと、それを自らの学びとして探究してくださったことに心から感謝申し上げます。
90分の時間が、あっという間に過ぎてしまいましたが、この報告会を生かして次年度もこの取り組みを継続していきたいと思っています。本当にありがとうございました。
さて、いよいよ明日・明後日は本校の一般入試日です。試験会場も受験生を待つばかり。春には合格したみなさんと一緒に入学式を迎えたいですね。受験者のみなさんの健闘を祈ります。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一