【校長だより 52号】
6月3日(月)、今日の小樽は一日中くもり空でしたが、気温18℃の暖かい一日になりました。今朝のJR北海道は、保守作業中の機械の不具合で札樽間の列車が遅れ、登校する生徒たちが影響を受けました。そのため、今日は2時間目から通常授業をおこないました。
さて今日は、5月24日に小樽潮陵高校でおこなわれた高文連放送支部発表後志大会に出場した本校放送局の3人に大会の感想を聞きました。
アナウンス、朗読、創作のラジオ・テレビドキュメントなどの各部門があるなか、朗読部門1位受賞の菅野(2年)さんに大会の感想を聞きました。
普段は演劇部で発声や滑舌などを練習しています。放送大会では、自分の声質にあった作品を選んで本番に臨めたと思います。審査員や顧問、他校の出場者が見ている前でしたが、緊張せず、脳のなかで作品のシーンを再現するイメージでゆっくりと練習通りに読めたと思います。声や表現力を褒められました。
菅野さん、全道大会に向けた抱負を聞かせてください。
自分が表現したいように、自分の解釈で読みたいです。これからも基本的な発声と滑舌に取り組んで、何回も作品を読んで本番に臨みます。
朗読部門3位入賞の川島さん(2年)に大会の感想を聞きました。
本番直前まで緊張していましたが、椅子に座るとスーッと緊張がなくなりました。演劇部では照明機材を扱うことに興味があり、放送大会は経験するつもりで出場しました。本番では順位を気にせず練習通りに読めたと思います。
川島さんの全道大会に向けた抱負を聞かせてください。
自分の表現したいように表現したいです。できれば全国大会に行ってみたいです。
アナウンス部門に出場した谷口さん(3年)に大会の感想を聞きました。
高校最後の大会ということで、前の大会より緊張しました。FMおたるのラジオ番組【 おたるのどこがよかったの? 】のパーソナリティの方を取材して地域をテーマにアナウンス原稿を作り大会に臨みました。卒業した放送局の先輩のアドバイス通りできず、悔しかったですが、作品作りに関わってくださったみなさん、ありがとうございました。
谷口さんは、放送局員として校内放送やFMおたるのラジオ番組を経験してきましたが、今までの活動を振り返っていかがですか。
2年間の放送活動でしたが、平工先輩に憧れて入部して、目標が明確になり一緒に活動できたことが思い出です。先輩や後輩、FMおたるのラジオ番組の方々と関わることができて良かったです。特に、FMおたるのスタジオで収録したことが一番印象に残っています。
朗読部門の菅野さんと川島さんは、6月11日から北海道千歳市民文化センターで開かれる全道高校放送発表大会(NHK杯全国高校放送コンテスト北海道大会)に出場します。
昨年は、全道大会に出場し全国大会に進出した先輩がいました。先輩の背中を追って頑張る明峰放送局員をこれからも応援しています。全道大会、頑張ってください!
1年生の放送局のみなさん、集中して練習を重ね、大会に出場して自信をつけてください。先輩たちが見守っていますよ。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一