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【66号】劇団うみねこ公演 卒業生も大活躍

校⻑だより

【校長だより 66号】

6月25日(日)、小樽は一日中天気が良く、運河周辺もたくさんの観光客で賑わっていました。

小樽明峰高校は今日、校内で各部活動がおこなわれ、野球部にいたっては、明後日の夏の甲子園大会支部予選の試合を前に、ニセコへ練習試合に向かいました。

24日(土)・25日(日)の連日、本校の卒業生で劇団うみねこ代表である“米澤 崇さん”が小樽運河プラザ3番庫にて演劇を上演しました。今日は、昨年コロナで上演できなかった劇団うみねこ公演を観劇してきました。

脚本は、本校の元演劇部顧問で、また総合表現学習の演劇講師も担当されていた”吉川勝彦さん”です。 作品は、『 沖縄物語 いのちの声がして 』 という沖縄での戦争の様子を描いた約70分の演劇です。

本校の卒業生や卒業生の保護者ら10名程もキャストやスタッフとして吉川さんや一般の方々と一緒に劇づくりに取り組んでいました。卒業生たちの頑張っている姿に嬉しくなりました。

日本は今年の夏、終戦78年目を迎えます。終戦直前に米軍が上陸した沖縄で何が起きていたか。この劇は当時の様子を生々しく表現し、戦争のリアルを知らない私たちに平和とは何かを問いかける作品でした。

いや~感動しました! キャストの熱演はもとより、一丸となって作りあげたみなさんの想いに心が揺さ振られました!! 戦争を繰り返さない社会を求め、ともに命を大切に生きることの意味を訴える感動作に仕上がっていました。

カーテンコールでは、嬉しさのあまり吉川さんや卒業生、団員、関係者のみなさんにたくさんの拍手を贈りました。素晴らしい作品を見せていただき、ありがとうございました。次の劇団うみねこ公演が楽しみです。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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