6月29日の「総合表現学習」が終わった放課後、被服室と倉庫のガラクタの整理作業をしました。
小樽明峰高校ではなんと、被服室を家庭科裁縫道具室、演劇講座の教室、演劇部の練習室、生徒会執行部の作業室と兼用しています。さらに、30年以上も昔の戸棚、テーブルなどの粗大ごみが放置されたまま教室の片隅にあるのです。
今年は、コロナの影響で学校祭PTAバザーも2年連続で中止になりました。これまでのバザーの備品や使わないテレビやビデオデッキなどの機材もこの際すべて捨ててしてしまおうと、生徒の力を借りて廃棄することにしました。
重い机や棚などを次々と手に持ち運び出してくれたのが、男子バスケットボール部員の1年生13名でした。元気はつらつで頼もしい部員たちが、練習前にもかかわらず被服室や倉庫に集合して、テキパキと廃棄物を撤去してくれました。どんな重い物もサッと掴んで気持ちよく運び出してくれました。さすがです。使わなくなったパソコンもレプリカの縄文土器、弥生土器、土偶までもすべて運び切りました。
校舎前の道路に一番近い自動車整備室に運び込んだ廃棄物は、整備室の3分の1の床を埋め尽くすほどたくさん積み上がりました。最後に演劇部員が被服室を掃除して、無事に片づけを終えることができました。関係者のみなさん、ご苦労様でした。
救世主の男子バスケットボール部1年生のみなさん、本当にありがとうございました!
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一