6月16日、竹谷和斗(たけや-かずと)君(3年)に将来の夢や目標について聞きました。
竹谷君は、昨日実施された総合表現学習の「パン・お菓子づくり講座」の実習生です。どの受講生よりもお菓子づくりに力を入れている竹谷君には、頑張る理由があります。早速、聞いてみました。
なぜ「パンお菓子作り」を選びましたか?
「将来、パティシエやブランジェを目指すにあたって、専門的に勉強している相場先生から、技術を学びたいと思ったから選びました。久しぶりの講座だったので、めっちゃ楽しかったです! 小麦粉やイースト、バターを混ぜて、膨らむ過程を見ているのが楽しくて。」
パティシエになりたいと思ったきっかけは?
「スイーツやフル―ツを食べるのが大好きです。小学校の時に、親の料理を手伝っていました。そのうち、クックパッドを見ながら自分でお菓子づくりに挑戦しました。作ったお菓子を人に食べてもらうのが嬉しくて、お菓子作りが楽しくなりました。自分のお菓子を『すごい!』って喜んでもらえるのが嬉しくて・・・。ケーキ屋さんに連れて行ってもらうと、ケーキだけでなく、ケーキを作っている人を見ているだけで楽しくなりました。」
どんなパティシエになりたいですか?
「自分にできるかわかりませんが、洋菓子も和菓子も両方置いているお店をつくりたいです。欲張りなので、老若男女、たくさんの世代の方に喜ばれるお店で働くのが憧れです。」
今後の高校生活をどのように過ごしたいですか? 目標があれば教えてください。
「ショコラティエというチョコレート細工の職人の資格を取りたいと考えています。在学中に取得できるのか、また、在学中にどんな準備ができるのか、夏休みと冬休みを利用して調べてみようと思っています。できれば、資格試験を受けてみたいです。そして、専門学校へ進学を目指します。」
思い起こせば今まで、竹谷君からお菓子をもらった記憶がたくさんあります。自分の作ったお菓子を色々な人に食べてもらうのが大好きだったことがわかります。今はコロナ感染対策のため、学校では、調理したものを周りの人たちに試食してもらうことはできませんが、それができる日が来ることを楽しみにしています。これからも、竹谷君の夢が実現するように応援していきたいです。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一