【校長だより 43号】

５月29日（月）、今朝の小樽の空は厚い雲に覆われ、時々雨が降り、一日中肌寒い天気になりました。

小樽明峰高校は先週、高体連や高文連の大会が一段落し、今日は平常授業がおこなわれています。

６時間目、１年生全クラスで取り組んでいる【　進路学習　】の授業をのぞいてみました。

卒業後の自分の進路を決めるために進路活動に取り組んでいる１年生。今日の授業では初めに、面接を受ける上で注意しておきたい身だしなみのチェックをしました。

次に、作文・小論文の学習。「あなたは、食事の和食と洋食のどちらが好きですか。」の質問に対し、好きな方を選んで、３つの理由を文章にまとめます。お題に対して、自分の言いたいことを相手に伝わるよう的確に示すための練習に取り組みました。

同時に、別室では一人ずつ面接練習をおこないました。ドアをノックして入室し、面接官に挨拶をしてから自己紹介をする。お辞儀や着席、起立の基本的なタイミングについてテストを受けました。中学校で学んだ経験もあり、一連の動作がスムーズにできる生徒もいて頼もしかったです。

いずれ卒業していく生徒たちが、自然に挨拶のできる習慣や自分を表現する力をアップさせ、信頼される社会人に成長していくことを願っています。

また放課後には、小論文を学ぶ有志の３年生が教室に集まって学習していました。

序論の書き方について、様々な手法を国語科の白鳥先生から教わっています。こちらの生徒たちも頼もしく見えます。

進路学習や他の授業、放課後学習、部活動など学校生活で、たくさんの発見や経験を積み重ね、自分のやりたいことに向かって励んでいく生徒たちをこれからも見守っていきます。

小樽明峰高校　校長　石澤　隆一