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弥生時代に起きたこと

校⻑だより

5月6日、大型連休が明けて今日から生徒たちが登校しました。久々の元気な顔が集まると、こちらも嬉しくなります。札幌を中心に新型コロナの感染拡大が続く中、変異株の拡大も心配です。これ以上の感染で悲しい思いをする人が増えてほしくないですし、生徒や教師にとっても、これ以上大切な学校生活を奪わないでほしいという思いでいっぱいです。引き続き、感染防止の生活を続けていくほかありません。

今日は3年B組の「日本史」の授業を紹介します。弥生時代について勉強しました。

日本の弥生時代は約600年も続く時代なのですが、この時代に日本全国(北海道と沖縄以外)に広まったものは何ですか? という質問に、生徒たちは当たり前に「いなさく~」「コメを作った~」と答えていました。でも、ここからが本当のシンキングタイム。

「米作りで日本各地の食料事情は豊かになったはずです。この弥生土器(レプリカの土器を見せて)をこうして使ってコメを炊きました。でも、良くないことも全国各地で発生しました。それは何ですか?」

これを見ている中学生のみなさん、わかりますよね?

B組の生徒たちも各グループに分かれて考え、黒板に回答してくれました。

そして、当時の遺跡や中国の歴史書を紹介しながら授業を進めていきました。

さて、この問いの答えは・・・

「稲作に適した土地や水の奪い合い」「収穫したコメの奪い合い」です。

あちこちに集落(村)ができて多くの争いが起こります。この後の日本は、いったいどうなっていったのでしょうか⁉・・・。この続きは次回の授業のお楽しみ。

小樽明峰高校 校長 石澤 隆一

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