【校長だより 273号】
3月9日(土)、小樽はくもり空でしたが、日中の気温が1℃まで上がり、日に日に暖かくなってきた気がします。
小樽明峰高校は今日の午後、今年度最後のPTA役員会を開きました。今年度のPTA活動を振り返ったり、次年度の見通しを立てたりと明るい雰囲気で会が進行し、楽しい時間になりました。
感染の影響で今までできなかったことができる可能性が広がることの喜びで、活動計画の話しに花が咲きました。参加されたみなさん、ありがとうございました。
次年度のPTA活動は、今まで以上に一人でも多くの保護者がつながり、活動を楽しんでくださることを願って止みません。
●最後に、3月1日に開かれた本校卒業式での畠山PTA会長の祝辞を紹介します。
卒業生のみなさん、本日はご卒業おめでとうございます。
また、保護者のみなさまにおかれましても、お子様が立派に成長され、今日の日を迎えられたことを心よりお祝い申し上げます。
校長先生をはじめ、先生方におかれましては、これまで生徒達に対して、温かく、時には厳しくご指導していただきましたことを、保護者を代表いたしましてお礼申し上げます。
卒業生のみなさん、今日で最後の登校です。学校へ来るまでの道のりの中で、どんな事を考えながら登校してきましたか。楽しかった事、辛かった事、様々な思いがあると思いますが、3年間通い続けた道のりの中の風景も、忘れる事のない思い出のひとつではないでしょうか。
高校生活はどうでしたか。明峰高校に入学し、クラスになじめるかどうか心配だったり、これからの3年間、どうなるのだろうと不安になったことなどもあったと思います。2年生では、楽しかった修学旅行。体育大会。今年度の夏季体育大会は、開始早々、雨が降ってしまい途中で中止になってしまいましたね。今年度は新型コロナウイルスが緩和して、学校祭でたくさんの人や保護者の方々にあんどんパレードを観てもらう事ができました。
PTAで作るカレーライスを食べてもらう事は出来ませんでしたが、うどん作りはできました。強歩遠足でも作りましたね。ゴールしてから食べたうどんは美味しかったですか。 様々な行事の中で、クラスメイトやフラットに接してくれた先生方との楽しい時間を過ごせて、生涯忘れる事のない高校生活を送れたのではないでしょうか。
4月からみなさんは、それぞれ自分が決めた進路に進みます。これから、色々なことにチャレンジしていく中で、楽しいことだけではなく、失敗したり、時には壁にぶつかることもあると思います。
けれども、それを不幸と思わず、自分が成長するためのチャンスだと思い前に進んでください。もし、それでも進めない時は、一人で考え込まずに、いつでも友達や家族、先生方に相談してください。必ず力になってくれると思います。そして、その経験を生かし、様々な考えのできる社会人になって欲しいと思います。
みなさんのこれからの人生が、幸多きものでありますように。そして、明峰高校で学んだことを忘れず、自分の夢を追い続けてください。応援しています。
卒業生のみなさんに、心から祝福を贈り、私からの挨拶とさせていただきます。
以上、PTA会長の祝辞でした。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一