【校長だより 225号】

１月11日（木）、年が明けて今日の小樽は久々の快晴です。数日前は、二日間で約90ｃｍの雪が積もり、除雪作業に追われる大変な状況でしたが、今日の天気は清々しくて気持ちが晴れました。

小樽明峰高校は今日、教職員による【　冬季校内研究会　】を開きました。学校の経営状況や学校づくりについて教職員で検討する毎年恒例の研究会です。

研究会のなかで、講師を招いてお話を聞く機会がありました。今回の講師は、元小樽市立朝里中学校の校長の森万喜子さんです。小樽市内の様々な中学校に勤務した森先生の教育を受けて、今まで本校に入学した生徒たちがいます。

森先生は現在、退職されてから教育講演など全国各地で活動されていて、本校の学園評議員として本校を見守ってくださる方々の一人です。

これまでの森先生の教育経験を綴った【　子どもが「主語」の学校へようこそ！　】という本が、まもなく１月２６日に出版される予定です。早く読んでみたい。

今日は、不登校や対人関係などで思うような学校生活を送られなかった生徒たちに寄り添い続け、生徒や保護者を励ましてきた森先生の教育に対する想いや、具体的な指導についてお話しを聞くことができました。

講演を聞いた我々教員もたくさん学ぶ点があり、今後の生徒指導に生かしていきたいと思いました。森先生、貴重なお話をありがとうございました。

先生方は、本校を広く知ってもらうために中学校訪問やオープンスクールなどの取り組みの見直しや、学習支援する新たな方法などについても話し合いました。明日もこの研究会は開かれます。

生徒のみなさん、今年もよろしくお願いします。15日（月）の始業式で再会するまで、冬休みももう少しです。元気に過ごしてください。実力試験の勉強もしっかり取り組んでくださいね。

小樽明峰高校　校長　石澤　隆一